AGAを治すのに健康保険は使えるのか

髪が薄い男性

男性型脱毛症(AGA)は多くの男性の悩みの種と言われており、どの年代にも関係なく薄毛が進行する症状です。
頭頂部か前髪の生え際、またはその両方で髪の毛が成長せずに薄くなり、さらに抜けやすくなることで頭皮が目立つようになります。
最近ではこれらの症状を治療するため、医療機関でも専門の外来を設置して悩みを解決できるようにしています。
しかし、治療は非常に長期にわたって行われ、症状が軽い人であれば1年程度で済みますが、薄毛が末期まで進行していると改善は非常に難しく、何年もの長期間が必要となります。
そうなると、気になるのが治療費ですが、健康保険が適用されれば3割の負担で済むことから、できれば健康保険を使用したいと誰もが考えるでしょう。
健康保険は国の定めた医療保険に適応される病気に対して使用することができ、実際にかかる医療費の7割が国が負担し、3割が自分が負担するという優れた医療保険の制度です。
しかし、AGAは病気とは認められておらず、定められた医療保険に含まれていないことから、健康保険を使うことができなくなっています。
つまり、AGAは自由診療によって治療することになり、その治療費は自分で全てを負担しなければ行けなくなるということです。
実際のところ、命に関わる病気や怪我ではなく、髪の毛がなくなっても健康上には問題がないのと、髪の毛を増やす、または生えさせるのは医療脱毛と同様に美容目的と捉えられるので、健康保険が使えないのも納得できます。
健康保険は利用できませんが、治療方法によっては医療費控除の適応内となる場合もあるので、長期的にAGA治療を受けている人は、最寄りの税務署や税理士などに確認を取ってみるといいかもしれません。